症状について
変形性関節症のうち、膝関節を患部とする関節症が「変形性膝関節症」と呼ばれ、関節症の中でも、発生頻度が最も高い疾病であります。発症原因は、外傷を原因とするもののありますが、大半は加齢による軟骨の減耗、硬化が原因とされています。厚生労働省は、我が国における本疾病の患者数を自覚症状を有する患者数で約1,000万人、潜在的な患者数を含めると3,000万人に上ると推計しており、更なる高齢化が進行する中、患者数は年々増加すると予見しております。(厚生労働省 平成20年7月 「介護予防の推進に向けた運動器疾患対策について 報告書」)